2021年10月1日から
『せたがや内科・消化器クリニック』から
医療法人格となりました。
『医療法人社団NEW せたがや内科・消化器クリニック』と新生し、スタートしてから約3か月余りが経過。
今回はこの『NEW』に込めた理念を記載します。
医業において、
個人経営のクリニックから法人化するときには
複数の法人の種類が存在します。
一般的には当院のように医療法人社団が圧倒的に多いと思います。
そして、東京都では医療法人社団の場合、かならず、その名前が必要になります。
会社に名前があるように、法人にも名前を付けることが求められます。
私は、『せたがや内科・消化器クリニック』の名前をとてもとても、愛着を持ち、気に入っています。
読んで、見て、字の如くせたがやで、内科と消化器を診療しているクリニックと一目瞭然です。
開業してから2年が経過しましたが、月日が経つごとに、名称の長所を実感しています。
ですから、『せたがや内科・消化器クリニック』に名前負けしないような法人名にしよう!
と、とても悩みました。
名付けのコンセプトは、クリニック名と同様にやはり、一目瞭然となる名称を。
そして普段皆さんが目にする、慣れた名称で、読みやすく、わかりやすく簡潔に。
さらには患者様のみならず、自分自身にも向けたメッセージ性を込めて。
何度も何種類も候補の法人名称を考えました。
紙に書いてみたり、声に出してみたり、パソコンで打ってみて
字の力強さやインパクトを施行錯誤。
漢字のみの名称や、自分の名前や桜新町や世田谷をアレンジした名称(例、『〇〇会』など)。
アルファベットの小文字や大文字が混ざったり、小文字のみだったり、大文字のみだったり。
そんなことをくりかえしながら、、
数十種類の候補から数週間、熟考して、新しく、ようやくたどり着いたゴールが
『NEW』!なのです。
単刀直入に、新しく法人化したので、まさに『新しい』、という意味のNEW。
必ず、生活のなかで、皆さんは、毎日このNEWという3文字を目にしています。
テレビやYouTubeのテロップで、新しいニュースやアップデートされた動画の告知のNEWという3文字。
または、スーパーやコンビニの新商品の陳列棚。
食料品店に限らずアパレルブランドや映画館などの娯楽、レジャー施設。
街のビルの広告や、地下鉄や電車の中吊り広告。
これほど、日常生活の中で目にしている英単語は他にないと思います。
『新しい』というその単語の意味自体も、多くの接頭語となり、かつ前向きな響き。
新時代、新たな始まり、新たな1日、新学期、新卒、新年、新暦、新居、新品、新商品、新生活、新天地、新作、新人、新月、新型、新着、新築、、、
さらには、革新、維新、刷新、斬新
そのポジティブな言葉、その魅力は枚挙にいとまがありません。
『NEW』の持つ語感のシャープさ。
『NEW』の3文字のバランスの良さ。
この3文字に決めたときに、
すべて大文字にするのか、小文字にするのか、混合するのかでもかなり、推敲しました。
最終的に、New、new、NEWの3択。
直感的に、一番力強く感じる3文字とも大文字にしました。
さらに、NEWの
Nは内視鏡(ないしきょう)のN
EはEndoscopy(英語で内視鏡)のE
WはWorld Standard(世界基準を!)のW
という頭文字の意味もあります。
当院は胃カメラ・大腸カメラ・腹部エコー・レントゲンなどの消化器診療検査を駆使し、
消化器がん(胃がん、食道がん、大腸がん、肝がんや胆嚢がん、膵臓がん)の診療を得意分野としています。
『新』年も気持ちを『新』たにして、地域の皆様の消化器診療に従事していきたいと思います。
さあ、明日も新たな1日の始まりです!
写真はクリニックから見た2021年12月の朝陽です。
医療法人社団NEW 富沢賢治