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医と食

ホームページのトップにも記載したとおり、当院の使命には3つの基本理念があります。

①感動体験を与えられる医療を理想とします

②健康で美味しく食べることのできる毎日の提供を目指します

③高い診療技術と心をこめた医療を追究し社会に貢献します

 

①については前回『医療における感動体験とは』のブログで説明いたしました。

その次の②『健康で美味しく食べることのできる毎日の提供を目指します』について説明します。

食べることによって、私たちの生命活動は維持されています。当然ですが、食べないと生きていくことはできません。毎日、基本的には1日3回食事をします。『今日は何を食べようか』とか、『今晩の食事は何にしようか』、記念日は『どこのレストランを予約しようか』『美味しいものが食べたい』『美味しく食べたい』『誰と食べようか』など、食を中心に私たちは生活しています。

しかしながら、消化器疾患(逆流性食道炎、アカラシア、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、ピロリ菌感染、過敏性腸症候群腸炎、機能性ディスペプシア、クローン病、潰瘍性大腸炎、便秘症、下痢症など)があると食べることが困難な場合もあります。そして最悪のケースでは食道癌、胃癌、大腸癌等によって摂食が完全に不可能になってしまうことも。消化器疾患だけでなく嚥下力の低下などに伴う誤嚥性肺炎も今後の超高齢化社会では、間違いなく大きな課題となってくることでしょう。

僕の理念には、私たちの生活の中心、生命維持活動の真ん中にある『たべる』という普段気にしていない、当たり前の基本的な行動を、老若男女に安全に安心して食べさせてあげたい、という思いがあります。

胃カメラ(胃内視鏡)による上部消化管検査(食道、胃、十二指腸)、大腸カメラ(大腸内視鏡)による下部消化管検査(大腸、直腸)、腹部超音波による肝臓、胆のう、膵臓、等の検査。採血やレントゲン、CT、MRIから総合的に消化器疾患を早期発見し診断、治療につなげたい、ということを込めたコンセプトなのです。

また、日本古来に『医食同源』という言葉がありますが、今後の予防医学の発展に伴い医と食はますます境界が近づき、さらには融合して新たな文化を創造していくかもしれません。食べることによって健康を維持し病気を予防する社会の枠組みつくり。そんな夢みたいなことも考えています。

 

 

美味しく食べたい方は世田谷桜新町、用賀の『せたがや内科・消化器クリニック』までどうぞ!

 

 

 

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