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がん統計をわかりやすく

今回は、一般の方にとって難解な、がん統計を易しく、わかりやすく私見を交えながら読み解いていきます。

 

国立がん研究センターがん情報サービス(ganjoho.jp)によると2017年の癌死亡数は約27万人(うち、男性22万人、女性15万人)です。

死亡数の多いがんの部位は男性は、1位:肺、2位:、3位:大腸

女性は1位:乳房、2位:大腸、3位:膵臓でした。

男女ともに併せると1位:肺、2位:大腸、3位:の順番となっており、このことから、日本人の消化器癌の死亡数が多いことがわかるかと思います。

 

また、年齢による変化にも特徴があり、男性では40歳以上で消化器系のがん(胃、大腸、肝臓)の死亡が多く、70歳以上になるとやや減少し、その代わり肺がんと前立腺がんの割合が増加してきます。

女性では、対照的に40歳代では乳がん、子宮がん、卵巣がんなどの女性特有のがんの死亡が多くを占めますが、年を取ればとるほど、その割合は減少し、消化器系(胃、大腸、肝臓)と肺がんの割合が増加してきます。

 

また2014年のデータに基づいた累積罹患リスク(ある年齢までにその病気と診断されるおおよその確率)から、男性が生涯に何らかの癌に罹患するリスクは62%、女性は47%となっています。

ざっくり、日本人の2人に1人が生涯癌に罹患するリスクがあるという理解で良いと思います。

さらに、それぞれ個別にみてみると、男性の生涯癌罹患リスクは1位:(11%、9人に1人)、2位:肺(10%、10人に1人)、3位:大腸、前立腺(9%、11人に1人)。

女性では1位:乳腺(9%、11人に1人)、2位:大腸(8%、13人に1人)、3位:(5%、19人に1人)となっています。

参考までに白血病の罹患率は男性:0.9%、106人に1人、女性0.7%、150人に1人です。

これらの数字を見て多く感じるか、少なく感じるかは家族歴や身近な人のがん罹患など個人によってとらえ方は違ってくるかと思います。

しかしながら、いかに日本人が消化器系の癌のリスクが高いか、おわかりいただけると思います。

 

このような統計をもとにして、もっとも重要なことは、がんの早期発見、早期治療です。仮にがんと診断されても早期であれば内視鏡治療可能であったり、手術で根治を目指すことができます。早期発見のためには内視鏡によるスクリーニングが特に重要です。がん保険にたくさん入るよりも内視鏡を定期的に受けて、予防に努めることが最も確実な保険かもしれません。

当クリニックは、消化器疾患の専門医(特に大腸癌、胃癌)として内視鏡や腹部エコーを皆様が安心して受けることができるように努め、皆様の健康を守り、地域社会に貢献したいと思っています。

 

『せたがや内科・消化器クリニック』は大腸がん、胃がん等の消化器癌の早期発見、早期治療を虎の門病院と密に連携し積極的に取り組んでいきます!

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