2025年(2025年1月〜12月)の当院の消化器診療の実績をご報告致します。
内視鏡件数は上部消化管内視鏡(胃カメラ)・下部消化管内視鏡(大腸カメラ)合計で、
3134件で、2年連続の3000件越えとなりました!
ちなみに、
2024年は、3155件
2023年は、2817件
2022年は、2455件
2021年は、2241件でした。
検査のクオリティーや鎮静を使用した安全性を考慮すると3000件前後が最適な件数かと思います。
これ以上件数を増やしすぎると、待ち時間が伸びたり、安全性の観点からも懸念があり、単施設のクリニックとしてはこの3000件前後が高品質の内視鏡を提供できる最適な件数の印象です。
エコー検査(超音波検査)は
な、な、なんと、、、
約3975件でした!!
(腹部エコー3723件、頸動脈エコー192件、甲状腺エコー60件)
2024年は3544件
2023年は3410件
2022年は1958件
腹部エコーは特に患者さまのニーズが高く、このため、予約枠を拡大したため、大きく伸びました。
世田谷区在住の方がもっとも多いのですが、目黒区や港区などの近隣の区や神奈川県、千葉県、埼玉県からセカンドオピニオンを求めて受診されるケースも多かったです。
これらの業績を成し遂げるためには私ひとりの力量では到底できません。
今年ともに診療してくれている当院のチームスタッフ、そして虎の門病院から内視鏡ヘルプに来てくれている、消化器内科・外科DRに心より深謝。
これからも、研鑽・研究・改善を重ね「高品質」の消化器診療を追究していきたいと思います。
私自身、常にハングリーな向上心、心構えをもって、自分自身も成長していたいと思います!
当院では、内視鏡や腹部エコーの検査数、そして何よりも来院される患者さまの右肩上がりの著名な増加により、消化器がんの発見数が毎年、増えてきております。
いつもで必ず、すぐに受け入れ、速やかに治療を開始してくれる虎の門病院の消化器内科および消化器外科チームのサポート、バックアップ体制は強力です。
最後に、
せたがや内科・消化器クリニックの得意分野の内視鏡・超音波検査について、一般の方むけに平易に解説すると(過去のブログから引用します)
食道がん、胃がん、大腸がんの発見、診断、治療には胃カメラ(胃内視鏡)、大腸カメラ(大腸内視鏡)が有効です。
食道、胃、十二指腸あるいは、大腸など消化管の中にカメラ(内視鏡)を挿入し、内視鏡施行医が目で見て病変を診断し、組織検査を施行したり、病変を切除します。
腹部超音波(腹部エコー)はカメラ(内視鏡)でカバーすることのできない臓器、言い換えますと直接、体表から目で見ることができない臓器、つまり、肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓、前立腺等の評価を超音波を当てて精密検査をします。
肝機能が検診でひっかかった、γ値が高い、胆嚢にポリープを指摘された、アミラーゼが高い、膵嚢胞を指摘された、膵臓が描出不良と言われた、などの方は腹部エコー検査が適しています。
また、虫垂炎、憩室炎、虚血性腸炎など、腹部救急疾患の診断、鑑別にも効果を発揮してくれます。
※より精密検査が必要な病状の方は、CTやMRIを施行します。
開院6年目も直球勝負・誠意を込めて診療、今まで以上に精進していきます!







