今年はさらに質の高い世田谷での内視鏡診療を実現すべく、内視鏡関連機器を順次バージョンアップしました!
8月に内視鏡本体をEVIS LUCERA ELITEから、オリンパス社最新鋭のEVIS X1システム(クリックするとオリンパス社Webサイトにリンクします)(通称X1)にバージョンアップ。

このX1の新システムや機能によってより微細で繊細な病変をより発見しやすくなりました。
解像度がさらに上がることによって、早期食道がん、早期胃がん、大腸ポリープ、早期大腸がんの発見率が各段に向上した印象があります。
また、12月には現在の27インチハイビジョンモニターから、4K UHD LCDモニター OEV321UHに。
内視鏡用モニターとしてはオリンパス社で最大の32インチ、そしてハイビジョンから、4K画像へアップグレードしました!

ハイビジョン内視鏡の画質も十分に繊細でしたが、これをはるかに上回る「4K画質」での内視鏡検査が実現できるようになりました。
もちろん、検査を施行する医師の経験や知識、症例の蓄積、そして思いやりや優しさから構築される、「内視鏡医の腕」は大切です。
しかしながら、その医師が操作する機器も非常に重要です。
F1に例えるならば、ドライバーと高性能の車(マシン)の関係。
高性能のマシンでも、ドライバーの経験が浅くては乗りこなせません。
消化器内視鏡の分野でも同様かと思います。
X1システムと4Kモニターを実装したことで、今までにも増して微細な観察がより詳細に可能となり、私自身もその画像の鮮明さに日々、感嘆に近い印象を持ちながら快適に施行することが可能となりました。
最新鋭の機器を上手に使いこなして、さらに毎日の自己研鑽を積み重ね、質の高い消化器内視鏡診療を提供していきたいと思います!







