私の勤務先である虎の門病院(富沢は消化器外科・非常勤として水曜日に勤務中です)には多数の患者様をご紹介させていただいております。
(もちろん、虎の門病院以外の病院、大学病院へも多数、ご紹介させていただいております)
今年も虎の門病院の医療連携部から当院から虎の門病院へ紹介した診療実績を教えていただきました。
2019年12月に開業後、2019年度は7件の患者様を紹介
2020年度は101件、
2021年度は340件、
そして、
2022年度(2022年4月~2023年3月末まで)は、なんと、446件!!
虎の門病院への紹介内容は悪性腫瘍から腹部の良性救急疾患等、多岐にわたります。
悪性腫瘍(がん)の内訳としては本年度も、大腸がん症例が圧倒的に多かったのですが、
胃癌、食道癌、膵癌、胆嚢癌、リンパ腫などもそれぞれ、keyとなる症状から、適切な検査(内視鏡、腹部超音波検査、レントゲン、採血等)を施行し、早期発見することができました。
良性疾患は例年通りに、虫垂炎、憩室炎、胆嚢炎、潰瘍性大腸炎、そけいヘルニアが多く、ほかにも膵炎、胆管炎、腸閉塞、憩室炎によるS状結腸膀胱瘻も早期に治療につなげることができました。
2022年度の446件、これは虎の門病院の紹介元医療機関では、第2位!
首位は、複数の医師が勤務している赤坂虎の門クリニック。
(写真左上に当院の『せたがや内科・消化器クリニック』の記載があります)
この業績は、ともに診療にあたってくれているスタッフの協力のおかげです。
悪性、良性にかかわらず、何らかの腹部緊急症状を有する患者様が受診することが多いのが当院の特徴ですが、
虎の門病院で早急に入院・手術・加療を開始できることも当院の大きなメリットです。
これまで、すべての救急手術や緊急入院もすぐに了承していただいており、虎の門病院のキャパシティーと専門性の高さに感謝。
特に大腸がんに関しましては、当院で発見された後に、最短で、その翌週には入院、手術可能となっております。
他院での手術待ち時間が長く、当院に相談に来られる大腸がん患者さまも次第に増加してきております。
腹部、消化器疾患でお困りの方はどうぞ受診してください。