2021年も本日で最終日です。
桜新町は昼過ぎに初雪が降りました。
さて、今回のブログでは2021年の診療実績を公表いたします!
内視鏡件数は上部(胃カメラ)・下部(大腸カメラ)合計で、
2241件でした!
また、腹部エコー(超音波は)は合計で、
1091件でした!!
共に診療してくれているスタッフの皆さんに
心から感謝。
ちなみに、昨年は
内視鏡が1745件で、
腹部エコーは354件でしたので、かなり受診件数が増えています。
これに伴い、今年は昨年よりも消化器がんの発見数が増加しました。
コロナの受診控えも影響していたと実感しています。
当院の得意分野の
内視鏡・超音波検査について、
少し一般の方むけに平易に解説すると、、、
食道がん、胃がん、大腸がんの発見、診断、治療には胃カメラ(胃内視鏡)、大腸カメラ(大腸内視鏡)が有効です。
食道、胃、十二指腸あるいは、大腸など消化管の中にCCDカメラ(内視鏡)を挿入し、内視鏡施行医が目で見て病変を診断し、組織検査を施行したり、病変を切除します。
腹部超音波(腹部エコー)はカメラ(内視鏡)でカバーすることのできない臓器、
言い換えますと直接、体表から目で見ることができない臓器、
つまり、肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓、前立腺等の評価を超音波を当てて精査します。
肝機能が検診でひっかかった、γ値が高い、胆嚢にポリープを指摘された、アミラーゼが高い、などの方は腹部エコー検査が簡便で平易な検査となります。
※より精密検査が必要な病状の方は、CTやMRIを施行します。
当院では、胃カメラ(胃内視鏡)、大腸カメラ(大腸内視鏡)に加えて、腹部エコーも積極的に施行しております。
開院3年目も地域の皆様の消化器診療に精進していきます!