先日、虎の門病院で2回目の新型コロナウイルスワクチンを接種しました。
簡単ではございますが、誰かの参考になれば、と思い、ブログに記載します。
さて、私は虎の門病院でも勤務しておりますため、コロナウイルスワクチンの接種開始は
所属の医師会(玉川医師会)による先行集団接種よりも、約1か月早く完了致しました。
1回目接種の状況は前回のブログを参照してください。
2回目の今回は前回よりも少し緊張しながら接種会場へ。
というのも、1回目よりも2回目の方が副反応(発熱、全身倦怠感、まれにアレルギー反応)が多く出る傾向にあるといわれているからです(2021年4月現在)。
念のため、前日はいつもよりも気持ち早めに就寝したり、規則正しい生活を過ごしました。
ちなみに、1回目のあとの私の様子ですが、発熱なし、全身倦怠感なし、でした。
注射部位の左肩の局所の鈍痛が2日間くらい続いただけでした。
痛み止めも必要なく、2日で自然軽快しました。
接種会場で、問診をすませて、、いざ看護師さんに左肩を出してワクチンを打ってもらいました。
左肩にした理由は、右利きですので、内視鏡をもつ手に支障が出ないようにするためです。
注射針の刺入時の痛みはやはり、皮下注射のインフルエンザワクチンよりも少なかったです。
ワクチン注入時もほぼ無痛。
接種後、30分会場内のソーシャルディスタンスが確保された椅子で安静。
まったく、著変なく30分が経過し、外来業務へと向かいました。
その後、数時間勤務し、さぁ、今回は夜から熱が出るかな、だるくなるかな、と思いながら過ごしました。夜にかけて、接種部位が重くなってきた感じ、鈍痛がありましたが、前回とほぼ同様でした。
そして、その日は全く何もなく経過しました。
副反応にややドキドキしていたせいか、いつもより睡眠時間は短くなりました。
翌日、普通に起き、腕の鈍痛(ほとんど気にならないくらい)まったく何も起きず、
診療に支障が出ないように年のため、朝と昼と夕方に解熱剤(カロナール:アセトアミノフェン)を服用しクリニック外来、内視鏡診療を普通に行いました。
全身倦怠感なし。熱なし。
むしろ、身構えていたせいか、、すこし拍子抜け。。。
さらに翌々日(カロナール服用せず)も同様、その次の日には腕の鈍痛は全くなし。
熱なし。だるさなし。
総じて1回目接種とほぼ変わりなく、経過しました。
カロナールの予防内服のせいか、性格が鈍感なのか、心配しすぎていたのかわかりませんが、
とにかく、まったく普通で、いつも通りの通常診療を行うことができました。
ワクチンの副反応はやはり個人差があると実感しました。
今後、ワクチンの普及にしたがって、適切な予防措置などが明らかになってくるかと思います。
正しいワクチンの啓蒙活動と新型コロナウイルスの終息を願います。