本日、水曜日は虎の門病院勤務です。
虎ノ門界隈は急ピッチで再開発が進んでいます。見慣れた建物たちは取り壊され、ホテルオークラや虎ノ門ヒルズに代表される近代的なビル群が次々に建っています。
見たことのない景色がここにできるのでしょう。とても楽しみです。
さて、本日は虎の門病院で、外来と大腸カメラ(大腸内視鏡)を施行しました。正確に言いますと、下部消化管超音波内視鏡を行いました。
当院では、より診断精度を高めるために、下部進行直腸癌のほぼ全例に対して超音波内視鏡を施行し、その深達度によって最適な治療方針を十分に検討した後に決定します。
直腸癌は結腸癌(盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸)に比べて、局所再発率が高く、いかにしてこの局所再発を抑えるかが重要となります。術前放射線療法や化学療法(抗がん剤)を施行し、肛門温存率や、病気の根治率の向上に日々努めています。この点については、長くなりますので別ブログにて、詳細にご説明致します。
さて、外来→内視鏡検査→外来→病棟とまさに、分刻みのスケジュールで充実。出退勤のタイムレコーダーの時間を見るとあっという間に21時43分!
刺激的な生活を送れていることに感謝。
明日も朝から桜新町頑張ります!