戦績は東日本の医学部の大会で団体優勝（医学生の間では東医体と呼称しています）を達成。さらに、インカレ全国大会に出場し、念願の日本武道館で試合をすることもできました。全国から有数の猛者たちが集まる、憧れの武道館の独特の雰囲気の場に立った感動は忘れもしません。その場所が2020年のオリンピックの空手の舞台となることに、当時はまったく想像もしていませんでした。
ストイックな稽古の合間に、空手部ならではのイベント？的なことも多々ありました。円山公園でのジンギスカンパーティー（北海道の花見の恒例はジンギスカンです）。皆で、道着のままで石狩浜の波打ち際を走ったこと。海に向かって整列し正拳突きをして、道着が海水に浸る背徳感を感じながらも、そのまま海に飛び込んだこと。大学からテレビ塔まで街中を道着のまま、号令をかけながら堂々とランニングしたこと（今だと、注意されると思います。。。）、大通り公園で移動基本や空手の『型』の稽古をし、外国人観光客に注目されたこと。
空手部を発展させるために本気で語り合い、励まし合い、時に喧嘩し、熱い友情で支えあったかけがえのない同期。指導してくださった先輩、僕たちの背中をみて育った後輩、カリスマ監督、数えきれないほどたくさんの思い出があります。
6年間空手部に在籍していたわけですが、同時に僕は間違いなく医学部の中で一番アルバイトをしていました。いや、もしかすると、全国の医学生の中で一番アルバイトをしていたかもしれません。この記録は誰にも未だ、破られていない自信があります！
今のぼくを支えているのはこのストイックな空手部で培った熱い魂と、学生のうちにアルバイトでいろいろな社会を見てきたことだと考えています。
別項で語ります！
『せたがや内科・消化器クリニック』院長は2020オリンピック空手の舞台となる日本武道館で試合経験もあります！